スーパーマリオRPG、前回のあらすじ:物知りジジイに会いに行く流れで川の流れに身を任せ。
※原作プレイ済みの人が書いています。
教えておじいちゃん
水に揉まれて流れ着き、ようやくマロとおじいちゃんの住む「ケロケロ湖」に到着。
「ベロ〜ムをやっつけたんだって!?」と、つい先程の出来事が既に知れ渡っていました。ここにはいわゆる「風のウワサ」が集まって来るようで、おじいちゃんが物知りなのもコレが由来している様子。
そのおじいちゃんこと「カエル仙人」、仙人らしく浮遊してみたいと吊られて登場。湖の真ん中にある小島にお邪魔して、早速色々とお話を伺います。
そこで早速衝撃の事実。
な、なんだって〜〜〜!!
クッパ城に剣が突き刺さった衝撃で、どうやらピーチも、ついでにクッパもどこかへ吹き飛ばされてしまったらしい‥
他にも、カジオーの手下たちが各地に送り込まれていること、キノコ城で拾った「星」がヒジョーに大事なものの予感がする事などを教えてくれました。
マロは「マリオさんも大変ですね」と他人事のように話しますが、「お前も一緒に行くんじゃよ」とおじいちゃん。「ごく平凡なただのカエルなのに!?」と慌てるマロに、ついに、真実が伝えられます。
ま、まさか・・
な、なんだって〜〜〜!!
し、知ってた〜〜〜〜!!
今語られるマロの秘密。彼は赤ちゃんの時に流れ着いた迷い子で、ベルトに書かれた「マロ」という名前以外は何も分からない状態だったそう。その内魔法を扱えるようになり、カエル仙人は「ただのフカフカではない」と察していたようです。
カエル仙人がマロをマリオに同行させるのは、旅を共にする事で本当の両親の元へ辿り着く事を願っての事でした。ここまでマロを育てたおじいちゃん、別れの時に、向けた背が少し震えます‥
泣き出しそうなマロを一喝するカエル仙人、それに応えて涙を飲む一回り強くなったマロは、改めて正式にマリオの旅の仲間となるのでした。えらいぞマロちゃん、良い話だな〜
の流れでおつかいの「コオロギせんべい」をお渡ししました。しんみりムードが一瞬で砕け散りましたが、ここでようやっとマロ用の武器「ケロケロのつえ」が手に入ります。それでもやはり非力ではありますが、通常攻撃は使い勝手が良いので戦力アップは助かる!
おじいちゃん情報によると、ケロケロ湖から程近い「ローズタウン」が今とっても困っている、との事。早速向かいたいところですが、その前に寄り道。
カエル仙人の後ろにある掛け軸を調べると、謎の、しかし意味深な言葉が。
実はコレ音階になっており、湖の一角に居る作曲家、「キノコフスキー」氏の作曲のヒントになっているのです。オタマを並べて正しいメロディを作ると、感激した氏は湖のショップで使える「アルトカード」を寄越して去って行きました。過去から来たわたしマリオは貴方の望むメロディを全フレーズ知っているのでいっぺんに奏でさせてくれ‥
お久しぶりの元気そうなアイツ
さて、件のローズタウンへ行くには「ケローズ」というちょっとしたエリアを通る必要があります。ケロケロとローズを繋ぐからケローズなんですね‥ やはりその安直なセンス、好きです
新たなモンスターも現れる中、著作権が少し心配なコイツの「考え事」は当時のままでした。
パチール君‥ まあこれは確かに、普通に彼の心境なんだろうな。残酷な天使の魂がルフランする某アレとは関係ないよね。
そして、ここでまさかの顔馴染みが。
マリオと同じく自分の城から吹き飛ばされた元城主クッパ!軍団を集めてこれから城奪還へ向かう様子。「橋は無いけどなんとかなるだろ!」と相変わらずのポジティブタフネス、安心します。そんなクッパ達を見送り、マリオらはローズタウンへと進みます。
ヒーロー人形の目覚め
到着するも、あのどんより雰囲気のローズタウン。やはりカジオー軍団の影響を受けているようです。その矢先、目の前のキノピオの頭上に「矢」がブッ刺さるという衝撃の現場を目撃します。矢先なだけに(うるさい)
「当たると動けなくなる矢が森から降って来る」、という物騒な状況。町の至る所に身動きが取れなくなっているキノピオもおり、これはかなり困ってますね。
キノピオたちの話を聞いて回る中で宿屋に立ち寄ると、人形のごっこ遊びに夢中な少年が。
さらわれたピーチを助けに来たマリオ‥ というお馴染みの光景ですが、マリオがクッパに負けるというイレギュラーな展開に何かを思う御本人マリオ。そんなマリオにクッパ役をお願いし、少年は「彼のヒーロー」を嬉々として演じます・・が、そこで事故が。
少年「トイドー」のヒーロー、「ジーノ人形」から放たれた弾が、クッパ人形ではなくマリオ本人にクリティカルヒット!なんとマリオはその場で気絶してしまいます。
殴られ噛まれ燃え落ち流されしても倒れないあのマリオが一撃で気絶するほどの殺傷能力を子供用の人形に仕込んだらダメぞ。
その夜‥ 誰もいない部屋に、輝く何かが飛来します。
隅に置かれた人形たちの間を、見定めるかのように行き来する光。やがて光は「ジーノ人形」の前で立ち止まり、自ら人形へと入り込んで行きます。
まばゆい光に包まれた人形は人並みのサイズへと変化し、意志を持った彼は慣れない足取りで宿屋から出て行ってしまうのでした‥
‥いやあー、このシーンは本当に!音楽も相まってグッと来るものがあります。千鳥足具合もリアルになってて可愛い‥ そして過去から来たわたしマリオは既に別れを感じて悲しくなっています。
マリオが目覚めると(一晩意識失ってたんか‥?)、ジーノが歩いてた!と大興奮のトイドー少年。森の方へ行ったとの事ですが、町に降り注ぐ矢も森から飛んできています。何か関係があるのか‥?マリオたちも森へと向かいます。
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この辺からRPG感出てくるんですよねぇ‥ 先は知ってるけどそれでも楽しみ。次回、星にかわってお仕置きよ!