去年からずーっとダウンロードしたままになっていたゲームの体験版を、この機にプレイしてみました。
ハテナの塔
子らは2人でパーティを組み、ハテナの塔の試練に挑む。
塔の中では様々な敵が立ち塞がり、カードを使ったリアルタイムバトルが展開される。刻々と変わる状況に対して瞬時の判断を行い、戦いを生き延びよう。ハテナの塔 ーThe Tower of Childrenー ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）
『ハテナの塔 —The Tower of Children—』公式サイト- サバイバルローグライクアドベンチャー
カードを用いたローグライク。まずタイトルの文字が可愛い。
絵本のような雰囲気もさることながら、販売元が「集英社ゲームズ」というのも気になるところ。出版社が‥？というところで、勝手に（多大な偏見のもとに）小説のような中身を期待している自分がいます。
さっそく塔に出向いてみる
・・・の前に。
世界観としてまず塔があり、そのてっぺんに子どもが住んでいて、塔を下り探索する事で食料や更なる力（カード）や仲間を得ていく‥というのが大筋らしい。特に食料…パンを獲得していかないとみんなの生存が危ぶまれるらしい。何故ダンジョンにパンがあるのかは気にしてはいけないのだろうか。これもまたハテナなのか‥
意味深に空を飛ぶクジラ。クジラってなんかよく空飛んでますよね。
そして聞こえてくる天の声‥ これはクジラの声なのか？でもこういうのは大体黒幕のそそのかしなんだって知ってるんだからな！（不純）
屋上にいる子どもの中から二人を選んで塔を下ります。それぞれ手持ちのカードが違うので、それ見てバランス考える感じかな‥ みんな性格も違うようなので、その辺を加味する必要もあるのかも？
いよいよ塔を下る。
※画像によってメンバーが違うのはプレイ毎に組み合わせを変えてるからです。「途中交代」ではないので念のため
いざ潜ります。子どもたちはオートで歩みを進め、フロアごとにバトルやイベントをこなす形のようです。
最初に出会うのは、謎の子ことチュートリアル子。バトルの仕方を一通り教えてくれました。本編では「もう少し先」でまた会うらしい。なんとなく不気味だなーこいつ‥
バトル後にはカードやパンなど、ランダムな中から一枚報酬を得られる模様。戦力か安定か。ローグライクっぽいですねー
分かれ道では自分で道を決められます。体験版では絶対この二択でしたが、こういうのも潜る度に変わってくるのかな？
焚き火マークのフロアは休憩ポイントで、体力回復とパーティメンバーのちょっとした雑談が聴けました。
この焚き火、最初は薪だけの状態で置かれており、火種になるカードを持っていれば着火して焚き火にする事が出来る模様。火ではなくパンを選んでも、パンを食べつつの休憩が可能でした。選んだ行動によって親密度とか、会話内容が変わったりするのかな？バトル以外でもカードは使うようなので、やはりバランスよく取り揃えるのが良さそうですね。
さて恐らく一番の特徴であろうバトルですが、リアルタイムで進むので結構忙しい！もたもたしていると知らない内に攻撃されていたりして慌てる‥！
カードが数枚ずつ手元に並ぶのでそこから、もしくは切り直して、攻撃や防御など行動を選択していきます。敵のアクションタイミングに合わせて盾を出すとジャストガードになって相手に隙が生まれたり、カードの「上下」によって効果が変わったり‥ カードの種類・カードの上下・敵の行動などを常に見る必要があり、しかも色んなところに文字が出てくるので忙しない、まさに【瞬時の判断】が求められる感じ！
でももしかして文字情報（攻略のヒント）が多いのは体験版もといチュートリアルだから、という可能性も？カードの効果やUIに慣れて、サクサク捌けるようになったら気持ち良いだろうな‥！
特定の場所まで到達すると、一旦クリアという事で帰還となりました。うまく出来ると経験値（ハテナ）が多く貰え、その分カードやイベントが解放されたりして行くようです。ちなみにパンを獲得しているとこのタイミングで持ち帰れるのですが、一日に一人一個食べるので、一回潜る＝一日経過だとしたら結構カツカツになりそうな‥ この世界の時間はどういうペースで進んでるんだろう？
ハテナとはなんなのか
というところで体験版はおしまいでした。本当にイロハまでだったなー、それを踏まえて自分の好きにもうちょい、をやってみたかったところ‥
絵面はシンプルながら、全体的に薄暗く可愛げのない敵デザインでどこか漂う不気味さも、民族感のある音楽もかなり良い‥というか好みです。タイトル画面の音楽がとても沁みる‥ バトルに勝った時の音が妙に不穏なのも気になります。また「塔の上で子どもだけが暮らしている」「塔の『下』に楽園がある？」という世界観も謎めいていて、文字通りハテナがたくさんでお話も気になります。
ただ悲しいかなリアルタイムバトルがわたしに苦しい‥！慣れれば面白さも分かってきましたが、視認・判断・選択、の情報処理力が今後追いつける自信がありませんw でもだからこそ、チュートリアルのその先、仕込みが通じなくなる部分ももう少し触らせて欲しかった！塔のてっべんに帰還した後も色々あるだろうにそこもノータッチだったので、「ゲームを通してどう進めるのか？」は体験出来ず‥
先は気になるものの判断材料が出切る前に苦手分野を目の当たりにしちゃった感じだったので、自分は体験止まりかなー‥ 状況判断の手捌きで脳汁出る、かつ不思議な空気感に惹かれる人には良いのかも？
絶望が待ってそうな気がしてならないんだよなぁ‥（不純）
